【Python】 バイナリデータの画像を扱う

Python
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Webの画像をhttpのGetで取得するとバイナリデータとして取得します。
取得したデータをPC上に保存しないとバイナリデータとして扱うことになりますが
BytesIOを経由すれば、Pillowなどの画像モジュールを利用して画像を操作できます。

Web上の画像を取得

Web上に存在する画像を読み込んで操作してみます。
サンプルとしてブログやTwitterで使用している顔アイコンの画像を利用します。

Web上の画像の呼び出しにrequests、画像の操作にPillowを使用します。
pipを使用してインストールします。

Web上の画像の呼び出して操作するコードは以下になります。

コードの解説

requests.getメソッドで取得した情報をresponse変数に格納します。

response変数のcontentに取得した画像のバイナリデータが入っているので
BytesIOを経由してPillowで読み込みます。

Pillowで扱える形式になれば、あとはPillowのメソッドを使用して画像を操作します。
ImageOps.flipを使用して画像を反転後、画像を表示します。

上記のコードの例では、顔アイコンの画像を反転した形で表示します。

PC上の画像をバイナリデータとして読み込む

PC上に保存された画像をバイナリデータとして操作する機会はそれほどありませんが
Web画像APIを利用するときに、PC上の画像をバイナリデータとして送付する必要があります。

WebAPIに情報を送付するためにrequests、画像の操作にPillowを使用します。
pipを使用してインストールします。

ローカル上の画像をバイナリデータとして読み込み、WebAPIに送付する
Pythonのコードは以下になります。

コードの解説

requestsで利用するAPIのエンドポイント、ヘッダー情報、パラメータを変数に格納します。

openでrbを引数として読み込むとsample.pngをバイナリデータとして開きます。
readメソッドでバイナリデータを読み込みます。

requests.postでWebAPIにデータを送信して、結果をresponseに格納します。

response変数のcontentに取得した画像のバイナリデータが入っているので
BytesIOを経由してPillowで読み込み保存します。

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