【VBA】マウスの座標を取得する

VBA
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VBAでマウスの座標を取得してみます。

座標を取得するコードの応用方法も後半に掲載しています。

マウスの座標を取得する

マウスの座標を取得するにはWindowsAPIのGetCursorPosを使用します。

 

GetCursorPosの結果を受け取るための構造体を事前に宣言します。

 

Declare文を利用して、WindowsAPIのGetCursorPosを宣言します。

 

GetCursorPos cでマウスの現在位置を取得します。

座標位置は構造体内の各変数名(今回であればxとy)を使用して取得します。

 

ステータスバーにマウスの現在位置を表示する

ステータスバーに現在のマウスの位置の座標を表示してみます。

 

コードを実行すると、ステータスバーにマウスの現在位置が5秒間表示されます。

 

 

 

マウスの移動を再現する

事前に座標を保存しておくと、設定しておいた位置にマウスを動かせます。

下記のコードsaveCoordinatesを実行すると、「座標」シートに
マウスで左クリックした座標位置を書き込みます。

マウスの左クリックの判定にはWindowsAPIのGetAsyncKeyStateを使用します。

 

座標位置をシートに取得後、下記のloadCoordinatesを実行すると
座標シートに記録した位置にマウスカーソルを移動します。

マウスカーソルの移動にはWindowsAPIのSetCursorPosを使用します。

 

マウスクリックのWindowsAPIと組み合わせると
指定した位置の座標を自動でクリックしていくツールを作成できます。

ただ、VBAで作成する必要がなければフリーソフトを使用したほうが
工数はかからないです。

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