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【VBA】Excelファイルを開いた時にVBAを実行する

【VBA】Excelファイルを開いた時にVBAを実行する

·2 分
Programming VBA
かずさプログラマー
著者
かずさプログラマー
業務の作業自動化を行っています。Go、VBA、Pythonを主に使用しています。過去にはC#、VB.Net、JavaScriptも使用していました。
目次

Excelファイルを開いた時にVBAのコードを実行するにはThisWorkbookのOpenを利用します。

通常のモジュールとの違い
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通常だとモジュールを追加して、そのモジュールにVBAのコードを書いていきます。

今回はイベントを元にしてVBAを起動するのでThisWorkbookにコードを書きます。

イベントとはユーザーが行った何らかの行動のことです。
Excelだと「Excelファイルを開く」、「Excelファイルを閉じる」、「セルをクリックする」、「セルの値を変更する」などです。
今回の例では「Excelファイルを開く」がイベントになります。

ThisWorkbookにOpenプロシージャを追加する
#

VBAエディターを開き、ThisWorkbookをダブルクリックします。

(General)をWorkbookに変更します。
(Declarations)をOpenに変更します。
Workbook_Openが追加されます。

Workbook_Openにコードを追加する
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Workbook_Openにコードを書いてみます。
Excelファイルを開いた時に、開いたファイルの名前をメッセージボックスに表示してみます。

Workbook_Openのコードは以下になります

Option Explicit
Private Sub Workbook_Open()
  
  MsgBox ThisWorkbook.Name & "を開きました", vbInformation

End Sub

ファイルを保存して閉じた後、もう一度ファイルを開きます。

Excelファイルを開くと「ファイル名.xlsmを開きました」とメッセージボックスが表示されます。

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